イタリアンパセリを食べて疲労回復・貧血予防、デトックスや生活習慣病予防も!

  • 2019.08.20
  • EAT
イタリアンパセリを食べて疲労回復・貧血予防、デトックスや生活習慣病予防も!
イタリアンパセリ写真

【イタリアンパセリはどんな野菜】

パセリは地中海沿岸が原産とされるセリ科の植物で、独特の香りがあり栄養価の高いものです。
日本のパセリは、縮れた葉が特徴で料理の飾り付けに使われ、食べても苦くてあまりおいしくありませんが、イタリアンパセリは、平たい葉で生でサラダで食べることもでき、味もマイルドです。

【栄養・効果】

緑黄色野菜の中で最も鉄分を多く含むイタリアンパセリは、貧血を防ぎ、疲れやすくやる気がでない状態を改善し、頭痛やめまい、動悸や息切れを予防します。
鉄分が多いと言われるほうれん草や小松菜の数倍の含有量があります。

βカロテン、クロロフィル、ビタミンC、ビタミンEの抗酸化作用で老化の原因となる活性酵素を抑制し、高血圧、脳梗塞、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病を予防します。

クロロフィルはコレストロール値を下げ、解毒作用で有害物質や老廃物を体外に排出します。

カリウムが過剰な塩分を排出しバランスを整えます。

苦味成分アピオールの殺菌作用で、口臭予防、食中毒予防に効果があります。

【注意点】

腎機能が低下しカリウムの排出に問題がある人は取り過ぎに注意しましょう。

【調理法】

生でフレッシュサラダにしたり、肉や魚料理、パスタなどのトッピングにも使えます。
炒め物に加えると風味アップに繋がります。

【選び方】

色鮮やかで茎や葉が新鮮なものを選びます。
葉先が黄色くなっているものは避けましょう。

【保存方法】

生のものは乾燥しないようキッチンペーパーなどにくるみジップロックなどに入れ、冷蔵庫の野菜室で2~3日保存できます。

【旬】

秋蒔きで3~5月、春蒔きで9~11月頃を中心に収穫できます。
ハウス栽培で通年流通しています。

【育て方】

スーパーなどで買うと少量でも比較的高いですが、家庭菜園やプランターでも簡単に栽培できます。
水はけの良い土を好み、適度な日当たりのある場所で育てます。
春と秋に種を蒔きます。
明るい日陰が最適で乾燥に弱いと言われますが、直射日光の当たる畑でも食べきれないくらい大きく育ちました。
外側から少しづつ収穫すると何度でも収穫できます。

<コンパニオンプランツ>

ナス
それぞれの害虫がお互いの野菜を嫌い寄り付かなくなります。

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